著作権所有者 宇井清太
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 5月5日 写真撮影

   2の花がしおれない。 
   3も次々に開花した。
   SUGOI-ne栽培では、こういう開花習性が出てくる。
   切花栽培なら収穫倍増である。

  SUGOI-ne栽培では・・・この品種のように、
  休眠をしない品種が出てくる。
 4月15日写真撮影

 3月15日写真撮影
 
 上の写真の30日後。 
  3が花が先の花を追いかけるように
  次々に咲く。


  切花栽培なら収穫2倍になる!!

  考察
   以上のことから、カトレア栽培では、十分に温度がある場合は、
   秋から春までの半年の期間、これまでのようにカラカラ乾燥をしないで、
   適湿(オシボリ湿度)、ペクチン潅水法で潅水すれば、
   カトレアは・・・・ズート前の多湿時代の先祖のDNAの記憶がよみがえり、
   休眠も生育停止もしないで・・・次々に新リードが伸びだすようになる。


   稲も何本もブンケツするが・・・・新旧の茎に一斉に穂が出る。
    そういう性質をカトレアも持っている。
    熱帯植物にも・・・次々に花が咲くものと・・・・一斉に咲くという・・・・多様な進化がある。
    SUGOI-neでカトレアの品種一つ、一つ検証するのも面白いかもしれない。
    属というのは何かが・・・・解明されるかもしれない。
    それにしても・・・交配というのは・・・・・交雑である。
    何がなんだか解からない生育パターンにする。

 上の写真の生長のパターンはワルケ、ノビリと似ている。
 3のバルブはワルケ、ノビリの花咲くバルブと考えれば・・・・。
 このことはワルケ、ノビリでも観察できる。
  このことは、自生地においてワルケ、ノビリも
  休眠、? 生育停止はDNAに組み込まれた
  絶対のランのものではなく、ただ単に、十分な温度
  下で、厳しい乾燥で仕方なしに生育停止している
  ことになる。
  ワルケもノビリも伊達や酔狂で花咲くバルブの葉を無くしたわけではない!!
  葉からの水分蒸発を削除するために葉をなくしたのである。
  上の品種のように一度に花を咲かせられるだけの水がない。
  やむなく・・・・ギリギリの妥協で花咲くバルブと、花の咲かないブルブに分離した。
  温度が十分にあるのに、厳しい乾期が・・・・こういう知恵を生んだのである。
  サバンナに自生する植物は・・・・水分条件から、何らかの対策を講じる進化をしている。
  水は命をつなぐ・・・絶対の条件だからである。
  水がなければ養分は吸えない。
  「耐乏生活」が半年続く・・・・。
  環境の激変に対して常に受身で生きなければならない。
  唯一、積極的に動いたのがラン菌との共生である。
  カトレアの自生地の乾期の夜間は、温度較差が大きいから空中湿度は高い。
  結露するほどの多湿である。
  この湿度は、ラン菌が活動できるに十分な湿度である。
  カトレアの自生地の乾期は、樹木は落葉する。
  この枯れ落ち葉は・・・ラン菌のエサとなる。
  本当のサハラ砂漠のような究極の砂漠には・・・枯れ葉ない。
  こういう砂漠から見れば、カトレアの自生地は厳しい乾期と言っても、
  ラン菌にとっては・・・・湿度もあれば食べ物の枯れ落ち葉もある。
  ラン菌(材木腐朽菌)からみたカトレアの乾期は、菌糸が伸びられる環境である。
  だからこそ、カトレアのプロトコームは生きられる。
  
自生地の乾期というのはカトレアのプロトコームの保育器である。
  オシボリの湿度。
  この湿度がプロトコームにとってベストな湿度である!!
  
  カトレア栽培で、最も大きな解釈の誤りは・・・・・
  この乾燥をカトレアは好き、望んでいると・・・・理解知ることである。
  SUGOI-neの失敗のほとんどは、これに起因している。

  原種では、種によって開花期がほぼ決まっているのは、
  やはり太陽高度角を感知して時期を定めていると考えられる。
  ナスのように栄養生長と生殖生長が同時に並行して行われる
  植物では、温度がる熱帯エリアでは一年中次々に開花し

  一年中ナスが収穫出来るが、カトレアのように、
  「止め葉」が出て、頂芽が花芽になるランでは、
  写真のような生育になる。


  このようなことはデンドロのノビル系でも言える。
  原則ととしてノビル系は、バックに花芽分化するもの。
  新リードのグリーンバルブには花芽が付かない。
  ところが、デンドロの浅い生育停止、休眠を利用して、
  晩秋から高温栽培すれば新芽のスタートが早くなり、
  止め葉の出来る時期が自生地より早くなる。
  しかし、葉の枚数の多いデンドロでは、カトレアのように、
  一年に2度リードが伸び完成することはない。
  その代わり、グリーンバルブに花芽が分化して開花する。
  一年早く鉢出荷可能となる。


  この場合の生育のスタートは、自生地にありえない高温を
  人為的に与えた場合の姿で、温度を自生地と同じようにすると、
  本来の姿になる。
  熱帯エリアを種の起源にし、そこから低温度のエリアに進出したランでは、
  温度の先祖返りが起こり、このような栽培技術が開発されることになる。
  デンドロ、ノビルも先祖は熱帯植物であった!!
  これは約北緯25度までのエリアに自生するCymbidiumのエリスロ、
   インシグネ、ロイヤヌム、トラシアヌムなどにも いえることである。
  それより北の緯度に自生するシュンランでは、高温、多湿条件で
  栽培しても熱帯植物に先祖返りすることはない。
  四季の冬の低温条件がDNAに組み込まれ、
  休眠遺伝子が作られているからであると考えられる。

  カトレアでは、本来、現在の自生地の乾期の乾燥より、
  先祖時代は・・・もっと雨が降っていたのかもしれない。
  それが、段々雨が少なくなって、現在のような乾期にも耐える生育パターンになった。
  したがって、SUGOI-ne栽培で、一年中多湿状態にすると、
  湿度の先祖返りが起こり、生育停止しないで、止め葉が出ると新リードが
  伸びだすことになる。
  この生育パターンは「サトイモ」でもみることが出来る。
  親芋、小芋、孫芋、ヒコ芋・・・・大株になる!!

  ブンケツ・・・である!!
  稲も・・・・このような殖え方をする。
  稲とランは兄弟である。
  稲にはバンダのような単茎種はないようであるが・・・・。

 C,Candy Tuft  ×  Slc Rajah’s Ruby

   こういう属間交配の複雑な品種は、
   SUGOI-ne栽培で冬もオシボリの湿度を保つと、
   休眠、生育停止しない。
一気に大株になる。

  1 貧弱なバックバルブ。
   2 1の貧弱なバルブから2本のリードが出た。
     このバルブが完成すると同時に1本の新リードが発生
   3 この新リードが伸びて3が完成した。



  この品種では2の2本のリードは完成しシース内に
  花芽があっても、花芽が直ぐに成長しないで、
  新リード3に養分を廻し、このリードが完成するのを
  待って2の花芽は成長を始める。

  したがって、この品種では2の蕾と、3の蕾は、
  少しの時間差で次々に開花することになる。

  水ゴケ、バーク栽培では、1の貧弱なバルブからは
  普通2のリードは一本出て、このリードに花が咲くのであるが、
  SUGOI-ne栽培では一気に4本に開花することになった。


  このw芽の発生と、一年の間に二回リードが発生し
  完成するというのは、SUGOI-ne栽培では、
  冬の期間最低温度15℃の場合、乾燥させないで
  栽培すると、生育停止、休眠しないでリードが伸びる
  ために1本のバックから一気の4本の新バルブに
  生育する。


  



   

SUGOI-neで作ると・・・カトレアは休眠、生育停止しない!
カトレアは基本的には「熱帯植物」である。
温度と湿度があって・・・根腐れない用土で植えれば・・・休眠、生育停止しない。
熱帯エリアであっても太陽高度角の変化から、カトレアは太陽の四季の変化を察知する。
このため、カトレアは雨期、乾期の他に太陽高度角から微妙な体内時計を持っている。
開花期が毎年ほぼ一定の時期になるのはこのためである。
カトレアには春咲き、夏咲き、秋咲き、冬咲き・・・がある。
カトレアの自生地は南半球に自生するものと、北半球に自生するものがある。
これを北半球の日本で栽培したとき、体内時計は・・・・北半球の太陽高度角を感知することになる。
これに人為的な「乾燥」を与えた場合、人為的な休眠、生育停止が起こる。


交配種。
 人間は秋咲きと春咲きを交配する。
  何がなんだか解からない季節感覚の品種ができることになる。

  問題はカトレアの自生地、熱帯地方で常に湿度があった場合、
  カトレアの原種はどのような生育パターンをするかということ。
  これまでのコンポストでは・・・この試験が出来なかった。
  根腐れの問題で、何年も継続して試験出来なかった。
  日本では、この問題があるために、アメリカのようなカトレアの大鉢栽培による切花経営はできなかった。
  SUGOI-neでは、一年中湿度ある栽培が可能になったことから、
  別なカトレアの栽培法、栽培体系が可能になり、これまでの栽培の2倍のスピードで生育し、
  一気に大鉢になる栽培が可能になった。

 SUGOI-ne 基礎講座

     SUGOI-ne栽培のカトレア  切花栽培、蘭展出品用鉢

          休眠、生育停止なし
                一気に大株  花、花、花になる


                                                     宇井清太
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